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 「最近色々なラーメンがありますが、豚骨のどっしりとした味わいを感じてもらえるのはウチだけだと思います」と語るのは三代目店主 津田敏茂さん。
 頭、足、背骨、皮、その全てがボロボロになるまで煮込みます。およそ16時間以上。骨の髄まで溶け込んだスープに、「もとづめ」という小豆島からおばあちゃんが見つけてきた特別の醤油で味を調えていきます。

独特の細く平たい麺はスープによく馴染み、汁引きもいい。これぞ元祖「博多ラーメン」。
 「先代の味を知っているお客さんにも、今までと変わらない赤のれんを味わってもらうのが自分の役目です。でもオヤジの真似をしていても誰もうまいとはいってくれない。だから、創意工夫の毎日です。ばあちゃんの目も光っていますし、一瞬も気が抜けません」と静かな自信を見せる三代目。
 この自慢の味を、ご自宅でも楽しめるようにと再現いたしました。湯気の向こうに赤いのれんがはためいて見えるかもしれません。ぜひ一度、ご賞味ください。

こってり濃厚どっしりスープ
やはり赤のれんといえば、油がどんぶりの表面を覆うほどの超こってりスープ。このスープには、豚の頭、足、背骨など全身の骨が使用され、何と豚の皮まで入れちゃいます(お〜っ!)。それを煮込むこと16時間以上!骨の髄まで溶け込んだスープが「もとづめ」という初代おかみが見つけてきた特別の醤油を入れたどんぶりにそそがれます。
この赤のれんのスープが博多では、めずらしい茶褐色なもの、このスープと醤油が生んだ色なのです。見た目はこてこてな口当たりは意外とあっさりしているところがなんとも不思議。「赤のれん中毒」にかかってしまうお客さんが多いのも納得です!

細く平たい平打ち麺

この赤のれんのラーメンにははずせないのが、極細の平打ち麺。このどっしりとしたスープをここまでからませるのは、この麺しかありません!細さ1.5mmの麺がこってりスープを連れてくる様子はまさに芸術。あ〜っ「赤のれん」に行きたくなってきたっ〜〜〜〜(by 味蔵スタッフ)。
この「赤のれん」の味を全国の皆様も味わってください!

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